第68回全日本合唱コンクール四国支部大会に出場しました!


―――こんにちは!HP編集担当Hです。今回は、それぞれ立場の違う3人に記事を書いていただきました。今回は四国支部大会についてです。


それではまず、小さな巨人Tさんの記事からどうぞ。



『どうも。バリトンを支える小さな巨人ことTです(聞いたことない)。四国支部大会でしたね。

昨年は我々以外に混声合唱の部で出る団体がおらず、フリーパスのコンクールでした。しかし今年は、昨年室内合唱の部で全国大会に出場し、作り上げる音楽の緻密さにかけては日本でも指折り(と自分は思っている)の団体であるChorsal(コールサル)が参戦し、愛媛県勢の一騎打ちとなるコンクールでした。


奇しくも、両団体ともに自由曲として選んだ曲は人間の「生」をテーマに持ち、かたや暗めの曲調から三善晃の独特の世界へ引き込む「生きる」、かたや明るい曲調で松下耕による希望の旋律を奏でる「今年」と、まさに用意されたようなライバル構図。

緻密さで勝てずとも、想いでは絶対に負けたくないと思っていました。


当日練習の最後、ふと5月の「水のいのち」演奏会の光景が蘇りました。須賀敬一先生の、歌い手を高みへ引き上げるような圧倒的な指揮、そして練習時に先生が繰り返し強調していたこと。

「漫然とひらがなを並べる歌い方では意味がない。歌い手が文字に命を吹き込み、作曲家が感動した『ことば』に還元することが必要だ」

「『水のいのち』ということばは、組曲の終曲の終盤に初めて歌われる。万感の想いを込めて歌いなさい」

それを思い出したとき、ふと天啓のように一つの案が思い浮かびました。


「『今年』ということばは、曲中で何度も繰り返される。しかし、『子等はかけてゆくだろう――今年も』から先に歌われることはない。曲中最後の『今年』は、万感の想いを込めた『今年』にしよう」と。


結果は、Chorsalを退け1位金賞で全国大会出場を決定。自信を持って、本番さの演奏が今までで一番輝いていた演奏であったと言えます。その日の夜、当日打ち上げの席で村上さん(なお酒酔いモード)が「最後の『今年』に万感の想いを込めようなんて言える熱い奴はなかなかいない」と言ってくれました。自分の想い、ちゃんと伝わったかな。この熱い想いを長崎に持っていきたいと思います。

待ってろ長崎!』


―――今回のコンクールは、一騎打ちの緊張感もあって今までとは違う緊張感を持って挑めたコンクールでした(今まで緊張感なかったというわけではないですからね!!)。Hも、結果発表の時は思わずぐっと拳を握りしめてドキドキしながら自分たちの順番を待ちました。全国大会出場を決めた瞬間の喜びは、この先ずっと忘れることはないと思います。


それでは次はテノールよりTさん(イニシャルが被ったのは偶然です)です。



『8月30日といえば。全日本合唱コンクール四国支部大会の中学、職場一般部門が香川県高松市で行われた日です。

私たちI.C.Choraleは、課題曲のG3『知覧節』と、『今年』(作詞:谷川俊太郎、作曲:松下耕)を演奏しました。

この香川でのことを一言で言うと、「楽しかった」。それに尽きます。


私は前日に開催された大学ユースの部にも出場したため、いよコラのみんなとの合流は前日夜の練習からになりました。

前日8月29日は、大学ユースの部に出場しなかったメンバーのうち、何やら有志でうどんツアーなるものを行ったらしく、朝5時頃からSNSが活発になり始めておりました。まったく、人が本番に向けて気合入れて寝てるとき楽しそうにしおって。俺もうどんツアー行きたかったです!( `ω´ )でも楽しそうな画像をみたりしてるとこっちまで楽しくなったので許します。


しかし、その楽しそうな雰囲気も、夜になると一変し、コンクールムードになりました。……一変も何も、私は夜から合流したのでそれ以前のムードをあんまり知りませんけどね(笑)。でも、とてもいい雰囲気の中で練習し、これでもかというほどに成長した練習でした。

一つ一つの音、声を、表現やその指示を、どれか一つでも落としてはならない、拾い上げてやろうと、団員一人一人が意気込んで歌に集中しているのが目に見えて分かりました。その証拠に、一度歌うごとに、音色がどんどん変わっていっているのが「目に見えて」、ならぬ「耳に聞こえて」わかるほどでした。それが楽しくて楽しくて。

いつまでも歌っていたい気分で、練習が終わったときは時間が過ぎるのが早すぎて残念に感じるほどでした。

……そういえば、我らが指揮者mrknさんも時間を完全に忘れてのめりこんじゃって、団員から「あと○○分です!」って言われてましたね(笑)


そして迎えた翌日、本番。今年は、混声合唱の部が一団体しかなくてほぼ全国行が確定していた昨年とは違い、同じ愛媛の団体と一騎打ちでした。どちらかが全国に行き、どちらかが全国に行けない。自分たちの演奏がどんな演奏になるかで、結果は大きく変わります。団員のみんなも緊張して……?いや、そうでもなかったかも。というのも、リハーサルを終えた後、3つほど前の団体の演奏の最中から待機に入りました。待機時間の長いこと長いこと……。団員のみんなと他団体の演奏を聴きながらも笑顔で話していました。そこに緊張の影はあまりみえなかったように思います。それが良かったのか、舞台の上では、変に縮こまらず伸び伸びとした、いよコラらしい演奏が出来たのではないでしょうか。演奏後のみんなの笑顔が、それを語っていたように思います。

結果は、ゴールド金賞。

二年連続で、しかも今年は自分たちの力で、全国行きの切符を掴みました。


私は残念ながら自身の都合により全国大会には出場できないのですが、自分の分までみんなが歌ってきてくれると信じているから、安心して愛媛で待っています。結果云々より、全国で自分たちらしい演奏ができるよう、また、一人でも多くの人の心に届けられる演奏ができるよう、祈っています。そうあってこそのいよコラです。


……余談ですが、本当は参加する予定ではなかったけれど、現地打ち上げにも飛び入り参加してしまいました。いろんな人に迷惑かけた気がするけど(笑)

でも、本当に楽しい、よき仲間たちです( ˘ω˘ )


いよコラ大好きだ!!!』


―――Tさんと同じく、Hも全国大会に出られません(´;ω;`)いよコラの皆さん、そして全国大会に出場される皆様が満足のいく演奏ができますよう心より応援しております……!

あと、うどんおいしかったです(`・ω・´)v(朝から三軒回りました)


それでは最後は、今回のステージがいよコラデビューだった新入団員Yちゃんです!



『こんにちは\(゚ω゚)/四国大会について書かせていただきます


昨年の県大会で演奏を聴き、密かに憧れていたいよコラの一員としての初めての舞台。大会独特の緊張感……というよりは、「憧れていた団に入り、同じ舞台で歌えるのだ!」という高揚感を存分に味わいながら挑んだ本番でした。


私は一列目の端、つまり指揮者、ピアニストに続いて三番目に観客席に近い場所で歌ったのですが、ふと観客席を見てみると、なんと中学生が泣いているではありませんか……( ゚□゚)

もしかすると、その子がその日で引退かもしれなくて泣いていただけかもしれません。もしかすると、自由曲・今年のメロディーラインが琴線に触れ、泣いていただけかもしれません。しかし、私たちの歌が、想いが、彼女の涙を誘ったのだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。


大会前日の夜、本番で歌うホールの広がりをより意識した練習を行い、「いい音を鳴らそう」とみんなの気持ちが一つになったのを、たしかに感じました。全国大会でも気持ちを一つにして、昨年よりもいい色の賞をもらえるように、また全国大会の夜、史上最強においしいご飯(とおいしいお酒!)が食べられるように、ホールを越え、宇宙へと熱い演奏を届けたいと思います!


練習初参加から1か月にも満たない私を快く受け入れ同じ舞台で歌わせてくださった団員の皆さん、暖かい声援を送ってくださったみなさんに心より感謝いたします。ご精読ありがとうございました!!』


―――本番後、表彰式までの時間に恒例の歌合戦を行いました。いよコラ男声陣が歌った「酒頌」、素敵でした!表彰式の後、会場の各所から「I.C.Choraleっていいね!」「いよコラなんか好きかも!」といった嬉しい声がたくさん聞こえました。観客のみなさんの心に響く演奏ができるよう、これからも精進して参ります!長崎でも「あ、なんかいいな、好きだな」と思っていただけるような演奏ができますように。

それでは皆様、また次回の記事でお会いしましょう!!